2012年元旦、今年もまた、家のすぐ近くにある「蒲神明宮」に朝から初詣に行ってきた。
最近は、毎年初詣はここに決めている。
家からわずか5分、参拝客が少ない、1300年も前からこの場所にある、静かで余計な装飾がなくひなびた感じがたまらなく良い、などの理由からである。
それに、昨年も書いたが、ここでお祈りすると結構実現しているような感覚があるのである!
なんか、たまらなく気に入っている。
毎回50円程度のお賽銭をうやうやしく差し出して、5分ぐらいお祈りしている。
神様にしてみれば、この忙しい時期になんともけちな、手間のかかる客である。
奥に、神社がある。いかにも田舎じみた雰囲気を持っている。
ここでお参りする。今年は少し参拝客が多かった。でも、20~30人程度。元旦の朝でこれである。いいね。お祈りに十分時間をとれる。
私は、おみくじは引かない。
遠い昔、大学受験の前におみくじを引いた所、なんと「凶」で、しかも「学問」の欄に、力足らず、望み薄い・・・のようなことが書いてあって、まさにその当時の自分の立場を言い当てられてしまい、妙に納得してしまった苦い思い出があるからである。
その年の受験は有り難くも、お告げ道理すべて失敗した。で、東京で1年浪人することになったわけだ。
いや、神様はよく見ている。どう考えても、大学受験できるような実力も、努力もしていなかったから。
だから今でも、まずおみくじは引かない。自分の生きざまを見透かされているような気がするからだ。
もうすぐ60歳になろうとしているのに、まだ小心な私である!